納税猶予を考える

納税猶予についてお話しています。
何度もお話していると思いますが、平成20年度の税制改正によって納税猶予制度が改正されたということはお話したとおりなのですが、納税猶予の意義や意味というのはご存じでしょうか?

納税猶予制度が改正された大きな意味は、中小企業や零細企業が円滑に事業を継承することにあると思うのです。
中小企業の経営者が相続する場合には事業継承の障害がなにかと多いというのが今の現状で、その現状に対して有効な改正をするという狙いが、この納税猶予制度の改正にはあるようです。
たとえば、国に税金を支払うために事業をたたんで資金を捻出しなければいけないという場合に対して、そのようなことがないように、するというのが納税猶予の制度なのです。

日本経済を根底で支えているのが中小企業なので、この企業がちゃんと事業継承をしないことには、地域の雇用確保はもちろんひいては国の経済活力の維持が危ぶまれるということになります。
昨年からの大不況によって、地方自治体の企業のリストラや倒産や廃業が相次ぎ、地方にある企業の雇用情勢は悪化しているばかりです。
そのような時に、納税猶予制度を活用し事業継承、雇用確保を維持することが大切になってきます。
本来ならば、もっと直接的な納税猶予というものを検討してもらいたいものです。

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